チアゾリジン薬「ピオグリタゾン」使用上の注意の改訂
2011.03.22
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は22日、厚生労働省から製薬企業に対して出された使用上の注意の改訂指示の内容をホームページ上に掲載。糖尿病治療薬としては、チアゾリジン薬「ピオグリタゾン」(配合薬も含む)について、以下のような変更がなされた。
(使用上の注意改訂情報 平成23年3月22日指示分)
※改訂指示が出されてから、添付文書情報が改訂されるまでには、ある程度の時間がかかります
(使用上の注意改訂情報 平成23年3月22日指示分)
対象製品名 | 一般名 | 変更内容 |
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[副作用]の「重大な副作用」の項に 「間質性肺炎があらわれることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。」 を追記 | ||
ピオグリタゾン・グリメピリド配合薬 | ||
メタクト配合錠 | ピオグリタゾン・メトホルミン配合薬 |
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