| 販売名 | 製品画像 | 薬価 |
|---|---|---|
| セイブルOD錠25mg |
![]() |
11.20 |
| セイブルOD錠50mg |
![]() |
19.50 |
| セイブルOD錠75mg |
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25.90 |
糖尿病食後過血糖改善剤
ミグリトール口腔内崩壊錠
株式会社三和化学研究所
糖尿病の食後過血糖の改善
(ただし、食事療法・運動療法を行っている患者で十分な効果が得られない場合、又は食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤若しくはインスリン製剤を使用している患者で十分な効果が得られない場合に限る)
通常、成人にはミグリトールとして1回50mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を75mgまで増量することができる。
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
1.重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
2.重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]
3.本剤の成分に対する過敏症の既往歴のある患者
4.妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照]
室温保存
3年
処方箋医薬品 注)
注) 注意―医師等の処方箋により使用すること
セイブルOD錠25mg:2016年6月
セイブルOD錠50mg、75mg:2015年6月
糖尿病の食後過血糖の改善
(ただし、食事療法・運動療法を行っている患者で十分な効果が得られない場合、又は食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤若しくはインスリン製剤を使用している患者で十分な効果が得られない場合に限る)
通常、成人にはミグリトールとして1回50mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を75mgまで増量することができる。
高齢者には低用量(例えば1回量25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。[9.8 参照]
腸内ガス等の増加により腸閉塞が発現するおそれがある。[11.1.2 参照]
本剤の作用により病態が悪化するおそれがある。
腸内ガス等の増加により症状が悪化するおそれがある。
腎機能正常者に比べて血漿中濃度が上昇することが報告されている1)(外国人データ)。[16.6.1 参照]
代謝状態が不安定であり、血糖管理状態が大きく変化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。器官形成期のウサギに投与した実験で、母動物の摂餌量の低下、体重増加抑制、胎児体重の低下、骨化遅延及び胎児死亡率の増加が報告されている2)。器官形成期のラットに投与した実験で、胎児体重の低下が報告されている3)。[2.4 参照]
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。乳中へ移行することが報告されている4)(外国人データ)。
国内で実施された小児を対象とした製造販売後臨床試験において、56例中、副作用が報告されたのは37例(66.1%)であった。主な副作用は低血糖18例(32.1%)、下痢14例(25.0%)、腹部膨満7例(12.5%)、腹痛7例(12.5%)であった。
副作用の発現に留意し、経過を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。[7. 参照]
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
|
糖尿病用薬
[11.1.1 参照] |
低血糖症状を発現するおそれがあるので、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。 |
左記糖尿病用薬の血糖降下作用に本剤の糖質吸収遅延作用が加わる。 |
|
糖尿病用薬及びその血糖降下作用を増強する薬剤を併用している場合 糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤
|
左記の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤の糖質吸収遅延作用が加わることによる影響に十分注意すること。 |
左記薬剤により他の糖尿病用薬の血糖降下作用が増強されるところに、本剤の糖質吸収遅延作用が加わる。 |
|
糖尿病用薬及びその血糖降下作用を減弱する薬剤を併用している場合 糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤
|
左記の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤の糖質吸収遅延作用が加わることによる影響に十分注意すること。 |
左記薬剤により他の糖尿病用薬の血糖降下作用が減弱されるところに、本剤の糖質吸収遅延作用が加わる。 |
|
プロプラノロール ラニチジン |
これらの薬剤の生物学的利用率が低下することがある。 |
発現機序は不明である。 |
|
ジゴキシン |
ジゴキシンの血漿中濃度が低下することがある。ジゴキシンの血漿中濃度が低下した場合には、ジゴキシンの投与量を調節するなど適切な処置を行う。 |
発現機序は不明である。 |
他の糖尿病用薬との併用で低血糖(0.1~5%未満)があらわれることがある。また、他の糖尿病用薬を併用しない場合でも低血糖(頻度不明)が報告されている。本剤は二糖類の消化・吸収を遅延するので、低血糖症状が認められた場合にはショ糖ではなくブドウ糖を投与すること。[8.2 参照],[8.3 参照],[10.2 参照]
腹部膨満、鼓腸、放屁増加等があらわれ、腸内ガス等の増加により、腸閉塞(頻度不明)があらわれることがある。持続する腹痛、嘔吐等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[8.4 参照],[9.1.1 参照]
AST、ALTの上昇等を伴う肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)があらわれることがある。
|
5%以上 |
0.1~5%未満 |
頻度不明 |
|
|---|---|---|---|
|
消化器 |
腹部膨満、鼓腸、下痢 |
便秘、腸雑音異常、腹痛、嘔気、嘔吐、食欲不振、口渇、消化不良、胃不快感、おくび、胃炎、排便障害、痔核 |
口内炎、味覚異常、腸管囊胞様気腫症 |
|
過敏症 |
発疹、紅斑、蕁麻疹、そう痒 |
||
|
肝臓 |
ALT上昇、AST上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇 |
||
|
精神神経系 |
めまい、頭痛 |
しびれ、眠気 |
|
|
血液 |
白血球数減少 |
||
|
代謝 |
血中アミラーゼ増加、血中カリウム増加、血中尿酸増加 |
||
|
その他 |
頻尿、咳嗽 |
倦怠感、浮腫 |
開封後も湿気を避けて保存すること。本剤はアルミ袋により品質保持をはかっている。
(更新確認日:2025年10月24日)
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