糖尿病の病因と診断

2021.09.15
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連載:FORUM 病因と診断 ■PATHOGENESIS&DIAGNOSIS 第2回
糖尿病の病因と診断
Vol.38 No.5(2021年9・10月号)pp.569-571

2021年9・10月号 目次

堀川 幸男* 1〜3 Horikawa, Yukio
岐阜大学 * 1 大学院医学系研究科 内科学講座 糖尿病・内分泌代謝内科学/膠原病・免疫内科学
     * 2 医学部附属病院 医療連携センター
     * 3 ゲノム疾患・遺伝子診療センター

症例提示

 15歳の女性.在胎36週で,母親が糖尿病性ケトアシドーシスのため緊急帝王切開により2,200gで出生した.9歳時に学校健診で高尿酸血症を指摘され,13歳時,感冒の際に母親の血糖測定器で高血糖を認め,近医にて糖負荷検査を受け境界型と診断され通院を開始した.14歳時,口渇,多尿,血糖値550mg/dLで近医総合病院に緊急入院し,インスリン治療を開始,同時に膵体尾部欠損を指摘された.体型は幼い頃からずっとやせ型で,母もやせ型だった.父方には糖尿病の親戚はいない.

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