持続血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム」を発売 リアルタイム測定と低値リスク予測機能で血糖管理を支援 テルモ

2021.07.30
 テルモは、持続血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム」(デクスコム G6 シージーエムシステム)を7月27日に、全国の医療機関向けに発売した。

リアルタイムでグルコース濃度の変動を確認
20分以内に低血糖になる可能性を予測

 CGMは、センサーを腹部などに貼り付け、皮下の間質液中のグルコース濃度を連続的に測定するデバイス。SMBG(血糖自己測定)だけでは発見しにくい夜間・早朝の低血糖や食後の高血糖、さらには血糖の上下動などをモニターすることができ、糖尿病患者の血糖管理をサポートする。

 「Dexcom G6 CGMシステム」は、日本で2019年に発売した「Dexcom G4 PLATINUMシステム」の後継機種。測定値は、5分おきに自動的にモニターまたは専用アプリ*1をインストールしたスマートフォン*2などの汎用スマートデバイスに送信され、患者はリアルタイムでグルコース濃度の変動を確認できる。

 従来品では、測定値の受信に専用のモニターが必要だったが、「Dexcom G6 CGMシステム」は、スマートフォンのアプリで測定値の閲覧および管理ができる。またアプリを介して、測定値を5人まで共有でき、医療機関と連携し遠隔診療などにも活用可能。

 また、グルコース濃度が設定した目標範囲外となった場合にアラートを出す従来の安全機構に加え、「Dexcom G6 CGMシステム」は、独自のアルゴリズムを用いて20分以内に低血糖になる可能性を予測し、「緊急低値リスクアラート」として患者に知らせる。リスクの高い低血糖となる前に対応することで、意識レベルの低下などの症状を防ぐことが期待される。

 同製品は、米国カリフォルニア州のデクスコム社が開発・製造しており、テルモは、2018年にデクスコム社と提携し、持続血糖測定器(CGM)の国内での独占販売権を取得している。

 糖尿病は患者の病態に合わせた治療が必要な複雑な慢性疾患であり、合併症(網膜症、神経障害、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中など)を引き起こす可能性がある。治療の指標として、症状の進行やこれらの合併症の発症を防ぐことが重要で、そのためには患者が日々の血糖を適切にコントロールすることが求められている。

 「このたび発売するCGMや、血糖自己測定器、インスリンポンプなど幅広い糖尿病関連の製品群を通して、患者の日常生活や気持ちにも寄り添う製品やソリューションを提供してまいります」と、テルモでは述べている。

*1 対応機種には制限がある。
*2 スマートフォンは同製品には含まれていない。

Dexcom G6 CGMシステム 概要

販売名 Dexcom G6 CGMシステム
一般的名称 グルコースモニタシステム
医療機器承認番号 30200BZI00004000
希望小売価格(税別) 30,000円(センサー3個/箱)
オープン価格(モニター、トランスミッター)
グルコース測定範囲 40~400 mg/dL
センサー使用期間 最長10日間
血糖自己測定による較正 センサーコード入力時は不要(必要に応じて実施選択可能)

テルモ 医療関係の皆様向け情報

Dexcom G6 CGMシステム(デクスコム)

[ TERAHATA / 日本医療・健康情報研究所 ]

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