「ミニメド 770G インスリンポンプキット」の供給が遅延 国内在庫が不安定な状況 日本メドトロニック

2022.08.05
 日本メドトロニックは、同社の取扱い製品である「ミニメド 770G インスリンポンプキット」について、海外製造元からの供給遅延により、国内在庫が不安定な状況が発生していることを公表した。

 この供給遅延は、原材料の調達遅延により、海外製造元での製造数量に限界があるためで、全世界で影響を受けているという。日本での供給が安定する見込みは9月後半になると試算している。

 「安定供給の目処が立ちましたら、弊社営業担当よりご連絡申し上げます。皆様にご不便とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。一刻も早い解消に向け尽力して参りますので、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます」と、同社では述べている。

 「ミニメド770Gシステム」は、日本初のハイブリッドクローズドループ(HCL)テクノロジーを搭載したインスリンポンプ。独自技術である「スマートガード オートモード」により、患者に合わせ、自動で高血糖と低血糖の両方を予防し、血糖値をコントロールし目標範囲に維持する手助けをするよう設計されている。

【欠品製品】
製品番号 製品名
MMT-1892 ミニメド 770G インスリンポンプキット

販売名:メドトロニック ミニメド 700 シリーズ 医療機器承認番号:30300BZX00256000

関連情報
インスリンポンプ「ミニメド770Gシステム」発売 日本初のハイブリッドクローズドループを搭載 基礎インスリン注入量を自動調整 メドトロニック (糖尿病リソースガイド 2022年1月14日)

[ TERAHATA / 日本医療・健康情報研究所 ]

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

脂質異常症の食事療法のエビデンスと指導 高TG血症に対する治療介入を実践 見逃してはいけない家族性高コレステロール血症
SGLT2阻害薬を高齢者でどう使う 週1回インスリン製剤がもたらす変革 高齢1型糖尿病の治療 糖尿病治療と認知症予防 高齢者糖尿病のオンライン診療 高齢者糖尿病の支援サービス
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病の経口薬で最低限注意するポイント 血糖推移をみる際のポイント~薬剤選択にどう生かすか~ 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプ・CGMなど) 二次性高血圧 低ナトリウム血症 妊娠中の甲状腺疾患 ステロイド薬の使い分け 下垂体機能検査
NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療-減量・代謝改善手術- 骨粗鬆症治療薬 脂質異常症の治療-コレステロール低下薬 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料