2型糖尿病治療薬「ツイミーグ」発売 ミトコンドリアへ作用する新しいクラスの経口血糖降下剤

2021.09.16
 大日本住友製薬は、2型糖尿病治療薬「ツイミーグ錠500mg」(一般名:イメグリミン塩酸塩)を9月16日付けで発売すると発表した。
 同剤は、既存の経口血糖降下剤とは異なる新しいクラスの経口血糖降下剤で、ミトコンドリアへの作用を介して血糖降下作用を示す。

インスリン分泌低下とインスリン抵抗性のどちらにも作用

 「ツイミーグ」は、既存の経口血糖降下剤とは異なる新しいクラスの経口血糖降下剤で、ミトコンドリアへの作用を介して、グルコース濃度依存的なインスリン分泌を促す膵作用と、肝臓・骨格筋での糖代謝を改善する膵外作用(糖新生抑制・糖取込み能改善)の2つのメカニズムにより血糖降下作用を示す。

 そのため、2型糖尿病発症の成因がインスリン分泌低下あるいはインスリン抵抗性亢進のいずれであっても血糖降下作用を期待できる。

 同剤は、既存の経口血糖降下剤とは異なるテトラヒドロトリアジン構造を有する新しいクラスの経口血糖降下剤であり、日本での発売が世界ではじめてとなる。

 同社は日本で、Poxel社と共同で1,100例を超える2型糖尿病患者を対象とした3本の第3相試験(TIMES1、TIMES2、TIMES3)を実施し、1,100例を超える患者に同剤1回1,000mgを1日2回投与した。

 これらの国内臨床試験で、良好な有効性、安全性および忍容性に関するデータが得られており、2型糖尿病での単剤およびインスリンを含む他の血糖降下剤との併用によるすべての血糖降下療法で、幅広く使用される治療薬となる可能性がある。

関連情報

ツイミーグ錠500mg 概要
販売名 ツイミーグ錠500mg
一般名 イメグリミン塩酸塩
規格・含量 ツイミーグ錠500mg:1錠中イメグリミン塩酸塩500mg
効能・効果 2型糖尿病
用法・用量 通常、成人にはイメグリミン塩酸塩として1回1,000mgを1日2回朝、夕に経口投与する。
製造販売元 大日本住友製薬株式会社
承認日 2021年6月23日
薬価収載日 2021年8月12日
薬 価 ツイミーグ錠500mg:1錠34円40銭
包 装 ツイミーグ錠500mg:100錠[10錠(PTP)×10]、400錠[瓶、バラ]

ツイミーグ錠500mg 添付文書 インタビューフォーム (医薬品医療機器総合機構)

[ TERAHATA / 日本医療・健康情報研究所 ]

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

関連記事

直近1週間のアクセスランキング