営業成績と社会人2年目の苦悩 インスリンとの歩き方

2016.06.01

1型糖尿病患者の遠藤伸司さんによる連載「インスリンとの歩き方」は、第10回「表彰状の行方」を公開しました。社会人2年目となり仕事にも慣れてきたところで起きた心の葛藤。七転八倒の末に芽生えた野心とは?
連載「インスリンとの歩き方」へ ▶

連載「インスリンとの歩き方」

 執筆者の遠藤さんは、中学生の頃に1型糖尿病を発症。以来、約30年間の療養生活の中で、留学や進学、就職、そして転職、プライベートまで幅広い経験を積み、なにかと無理をすることもあったようです。

 連載では、そんな遠藤さんの半生を、糖尿病と上手につきあうためのコツやノウハウを中心に、実体験のエピソードを交えて語っていただきます。1型糖尿病患者さんをはじめ、2型糖尿病患者さん、糖尿病医療に携わる方々は、ぜひご一読ください。

インスリンとの歩き方/執筆者プロフィールへ ▶

第10回 表彰状の行方(本文より)

 社会人1年目の僕は、かなり未熟な会社員だった。納車前の顧客の新車を電信柱へぶつけてしまったし、飛込訪問では渡した名刺を目の前でやぶられたりもした。上司はいつも怖かった。けれど、そんな僕でも手に入れられたものはあった。それは、いくつかの間違っていない敬語の使いかたと、車を素早く洗車することだった。(僕は15分で車をピカピカにするコツを知っている)。単月に最も多くの車を売った営業マンに送られる「新人のMVP賞」も手に入れた。

 僕は、卒業式以外で、初めて表彰状をもらった。表彰状を見れば、「新人」とか、10月度とか11月度という「月度」という文字が書いてあった。まるで30日経てば、ビリッと破いて捨て去られるカレンダーの1ページのような表彰状だった。そういう表彰状よりも、高級ホテルの広間で、皆の前で渡されるような表彰状がほしいと思った。そして、時は勝手に過ぎて、勝手に僕は社会人2年目になった。

続きはこちら...
第10回 表彰状の行方 ▶

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

尿病関連腎臓病の概念と定義 病態多様性 低栄養とその対策
小児・思春期1型糖尿病 成人期を見据えた診療 看護師からの指導・支援 小児がんサバイバーの内分泌診療 女性の更年期障害とホルモン補充療法 男性更年期障害(LOH症候群)
神経障害 糖尿病性腎症 服薬指導-短時間で患者の心を掴みリスク回避 多職種連携による肥満治療 妊娠糖尿病 運動療法 進化する1型糖尿病診療 糖尿病スティグマとアドボカシー活動 糖尿病患者の足をチーム医療で守る 外国人糖尿病患者診療
インクレチン(GLP-1・GIP/GLP-1)受容体作動薬 SGLT2阻害薬 NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療 骨粗鬆症 脂質異常症 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症
エネルギー設定の仕方 3大栄養素の量と質 高齢者の食事療法 食欲に対するアプローチ 糖尿病性腎症の食事療法
糖尿病薬を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) GLP-1受容体作動薬 インスリン 糖尿病関連デジタルデバイス 骨粗鬆症治療薬 二次性高血圧 1型糖尿病のインスリンポンプとCGM

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料