「リオベル配合錠LD」を自主回収 識別番号の刻印に誤り
2015.04.07
武田薬品工業は、「ネシーナ」(アログリプチン)と「アクトス」(ピオグリタゾン)の合剤である2型糖尿病治療薬「リオベル配合錠LD」に誤った識別番号の刻印が施された錠剤が混入していたことから、関係する5ロットの自主回収(クラスII)を4月2日から始めたと発表した。
同製品の生産工場である大阪工場で、「リオベル配合錠LD」の100錠(10錠×10)、500錠(10錠×50)の包装品について、識別番号を「リオベル配合錠LD」(382)と刻印するところを、誤って「リオベル配合錠HD」(383)と刻印してしていた。医療機関からの連絡で判明した。
同社によると、「LD」として服用した場合には健康被害が生じることはないが、異なる識別番号の記載により、「HD」として処方・服用した場合は有効性に問題が生じる可能性があるという。
自主回収を始めたのは「リオベル配合錠LDの100錠(10錠×10)包装品」(ロット番号O085、O086、O087、O088)、ならびに「リオベル配合錠LDの500錠(10錠×50)包装品」(ロット番号O088、O089)。
いずれも今年2月9日から4月1日までに出荷された製品の一部で、およそ4,500箱が出回っているという。
リオベル配合錠LDに関する問合せ先:
フリーダイヤル 0120-566-587
受付時間:月曜~金曜の9:00~17:30
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[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]