ご存じですか? 誰でも起こるシックデイ対策 糖尿病3分間ラーニング
糖尿病患者さんが何らかの病気にかかってしまうことを、「シックデイ」と呼びます。それがカゼや腹痛、下痢など、普通ならすぐ治るような簡単な病気であっても、油断は禁物です。私たちの体は病気になると、血糖が上昇するようにできているので、いつもの糖尿病の治療だけでは血糖コントロールが悪化しがちに。そのため、糖尿病とともに、これらの病気の両方を治療する必要があります。また、糖尿病患者さんの場合、これらの病気が長期化・重症化する傾向があります。できるだけ早い段階で病気を治してしまうことが何よりも重要です。
「7-1. 病気になったときの対応」では、シックデイについての基本的な情報、糖尿病患者さんが何かの病気にかかったときに身体の中で起こることを解説しています。そして、「7-2. シックデイルール」では、「急な病気かかったとき、まずやらなければならないことは?」「糖尿病の治療は続けていいの?」「インスリン注射は?」といった場合の対処法を具体的に解説しています。
シックデイルールを十分に理解して、軽い病気は初期のうちに治し、そうでない場合も病状の進展を最低限に食い止めて、普段の生活習慣を1日も早く取り戻しましょう。
糖尿病3分間ラーニングは、スマートフォン、タブレット端末、PCから、いつでもどこでも無料で視聴できます。医療機関で説明された内容をもう一度確認するための患者さん用サポートツールとして、また、糖尿病教室の導入コンテンツなど、糖尿病療養の様々なシーンでご活用いただけます。
医療機関や健診・保健指導機関でのご活用はフリーです。企業活動でのご利用は「糖尿病ネットワーク編集部」までお問い合せください。
提供:糖尿病ネットワーク
制作・著作:株式会社創新社
監修:糖尿病治療研究会
協力:Insulin for Life(Australia and Global)、国際糖尿病支援基金