速効型インスリン分泌促進薬「ファスティック」販売会社変更

2011.08.25
 味の素製薬と持田製薬は、速効型インスリン分泌促進薬「ファスティック」(一般名:ナテグリニド)に関して、2012年1月4日より持田製薬に販売委託することに合意したと発表した。ナテグリニドは現在、国内では味の素製薬が、第一三共を通じて「ファスティック錠30、同90」の製品名で、アステラス製薬を通じて「スターシス錠30mg、同90mg」の製品名で販売している。

 「ファスティック」の1999年8月に発売された、アミノ酸誘導体からなる経口血糖降下剤。速効・短時間でインスリン分泌を促進する作用があり、『2型(インスリン非依存型)糖尿病における食後血糖推移改善』を効能として、単剤あるいはα-グルコシダーゼ阻害剤、ビグアナイド系薬剤、チアゾリジン系薬剤との併用で使用されている。

持田製薬
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