2011年度インスリン研究助成の募集開始 ノボ ノルディスク ファーマ
2010.10.04
ノボ ノルディスク ファーマは4日、10月1日より2011年度「ノボ ノルディスク ファーマ インスリン研究助成」の募集を開始したと発表した。
この研究助成は、今後の糖尿病研究の発展および医療の向上に寄与すると認められるインスリンに関する応募研究課題に対して助成金を授与し、その研究を支援する目的で実施される。
研究助成の概要とスケジュールは以下のとおりで、申請書の受付期間は11月30日(当日消印有効)までとなっている。
(10月4日 プレスリリース)
研究助成の応募規定等、詳細はこちら
(10月4日 プレスリリース)
研究助成の応募規定等、詳細はこちら
【概要】ノボ ノルディスク ファーマ インスリン研究助成
研究助成金総額:1,400万円(100万円×14研究課題)
助成対象期間:原則として1年間
研究助成金総額:1,400万円(100万円×14研究課題)
助成対象期間:原則として1年間
2011年度スケジュール
【参考】2010年度の助成対象研究課題(12件、所属施設名50音順、受賞者敬称略)
- 膵管上皮細胞からβ細胞へ分化メカニズムの解明
九州大学大学院医学研究院 幹細胞ユニット糖尿病遺伝子分野 稲田 明理 - ヒトiPS細胞由来脂肪細胞を用いた脂肪萎縮性糖尿病の成因解明と細胞治療、創薬の研究
―肥満2型糖尿病への展開を目指して―
京都大学大学院 医学研究科・人間健康科学系 細田 公則 - インスリン分泌顆粒細胞内トラフィックの4Dイメージング
杏林大学医学部生化学 今泉 美佳 - 新規HNF-4α標的遺伝子Anks4bによる糖代謝制御機構の解明
熊本大学大学院 医学薬学研究部病態生化学分野 山縣 和也 - 二波長同時測光全反射顕微鏡観察法によるインスリン顆粒開口放出の解析
群馬大学生体調節研究所 遺伝生化学分野 泉 哲郎 - スルホニル尿素薬とインクレチンの相互作用によるインスリン分泌制御におけるEpac2の役割
神戸大学大学院 医学研究科細胞分子医学 清野 進 - ゲノミクス解析による2型糖尿病遺伝因子KCNQ1のSNPの意義の解明
国立国際医療センター研究所 代謝疾患研究部 安田 和基 - 脂肪細胞分化能に対するインスリン抵抗性の影響―iPS細胞を用いた分化能の定量評価
滋賀医科大学・薬理学 今村 武史 - Nesfatin-1の抗肥満・糖尿病ホルモンとしての確立と脳・膵作用分子機構の解明
自治医科大学 医学部生理学講座統合生理学部門 矢田 俊彦 - 膵β細胞オートファジーと膵島アミロイド形成
順天堂大学医学部 内科学・代謝内分泌学 綿田 裕孝 - 神経シグナルを介した肝臓―膵β細胞間連関の分子機構の解明
東北大学大学院医学系研究科 分子代謝病態学分野 片桐 秀樹 - 生体ラット膵島細胞への遺伝子導入法の開発と
膵島内パラクリン因子としての亜鉛イオンの役割の解析
日本大学医学部 糖尿病代謝内科 石原 寿光
[dm-rg.net / 日本医療・健康情報研究所]