SGLT2阻害薬「ルセフィODフィルム2.5mg」発売 口腔内崩壊フィルム剤で患者のアドヒアランスを向上

2022.06.21
 大正製薬は、SGLT2阻害薬「ルセフィODフィルム2.5mg」(一般名:ルセオグリフロジン水和物)を発売した。

 「ルセフィODフィルム」は、同社が創製し、2014年5月に「2型糖尿病」の効能又は効果で発売した「ルセフィ錠」の口腔内崩壊フィルム剤。

 薄いシート状の薬剤であり、口腔内で唾液などの水分により速やかに溶け、服用しやすく、携帯性にも優れた剤形。患者の状況に応じた服用が可能となることから、アドヒアランスの向上に寄与することが期待されるとしている。

ルセフィODフィルム 製品概要

販売名 ルセフィODフィルム2.5mg
一般名 ルセオグリフロジン水和物
剤形 口腔内崩壊フィルム剤
効能又は効果 2型糖尿病
用法及び用量 通常、成人にはルセオグリフロジンとして2.5mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら5mg 1日1回に増量することができる。
規格・単位 2.5mg 1錠
薬価 161.20円
包装 2.5mg 100枚(10枚×10)
製造販売承認日 2022年2月8日
薬価基準収載日 2022年5月25日
販売開始日 2022年6月17日

ルセフィODフィルム2.5mg 添付文書 インタビューフォーム 患者向医薬品ガイド (医薬品医療機器総合機構)

[ TERAHATA / 日本医療・健康情報研究所 ]

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方 糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
妊婦の糖代謝異常(妊娠糖尿病を含む)の診断と治療 糖尿病を有する女性の計画妊娠と妊娠・分娩・授乳期の注意点 下垂体機能低下症、橋本病、バセドウ病を有する女性の妊娠・不妊治療
インスリン・GLP-1受容体作動薬配合注 GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド) CGMデータを活用したインスリン治療の最適化 1型糖尿病のインスリン治療 2型糖尿病のインスリン治療 最新インスリン注入デバイス(インスリンポンプなど)
肥満症治療薬としてのGLP-1受容体作動薬 肥満症患者の心理とスティグマ 肥満2型糖尿病を含めた代謝性疾患 肥満症治療の今後の展開
2型糖尿病の第1選択薬 肥満のある2型糖尿病の経口薬 高齢2型糖尿病の経口薬 心血管疾患のある2型糖尿病の経口薬

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料