「FreeStyleリブレセンサー」一部製品を自主回収 アボットジャパン
アボットジャパン合同会社ダイアベティスケア事業部は、同社の「FreeStyleリブレセンサー(販売名:FreeStyleリブレ 承認番号:22800BZX00212000)」について、一部製品で誤った高いグルコース値を示す可能性があることを確認したとして、対象となる製品の自主回収を開始した。該当製品では、数値が正しく表示されない場合、使用者の潜在的な健康リスクを引き起こす可能性があとしている。
自主回収の対象となる「FreeStyleリブレセンサー」のロット番号は次の通り――。
現在使用中の「FreeStyleリブレセンサー」、または未使用の「FreeStyleリブレセンサー」が、対象製品であるかについては、下記のFreeStyleサイトにアクセスし、FreeStyleリブレセンサーのシリアル番号:0M(ゼロ・エム)から始まる11桁の番号を入力することで確認するよう説明している。
同社では「患者様が、対象となる FreeStyleリブレセンサーを装着している場合は、直ちにご使用を中止していただきますようご案内お願い申し上げます。また、患者様のお手元に対象製品がある場合は、速やかに交換用センサーを患者様にお送りさせていただきます」としている。
FreeStyleリブレセンサーが対象製品であった場合は、上記ウェブサイト上で交換用センサーの送付手続きを申し込むことも可能。
「FreeStyleリブレセンサー」一部製品を自主回収についての問合せ先は次の通り――。
Tel.03-4555-1370〔営業時間 9:00-18:00(平日)〕
また、医療機関で対象となるシリアル番号のFreeStyleリブレセンサーの在庫があった場合は、同社営業担当者または、上記アボットジャパン ダイアベティスケア カスタマーサービスまで連絡するよう要請している。
なお、今回の回収対象となるFreeStyleリブレセンサー以外の糖尿病ケア関連製品は影響を受けていないという。FreeStyleリブレリーダーに内蔵されている血糖測定機能についても、この問題の影響を受けておらず、引き続き血糖値を測定することが可能としている。