速効型インスリン分泌促進薬/食後過血糖改善薬配合剤「グルベス配合OD錠」発売
2019.06.19
キッセイ薬品工業は、速効型インスリン分泌促進薬/食後過血糖改善薬配合剤「グルベス配合錠」(ミチグリニドカルシウム水和物/ボグリボース配合錠)の新しい剤形となる「グルベス配合OD錠」を発売した。
「グルベス配合錠」(普通錠)は、速効型インスリン分泌促進薬ミチグリニド(製品名:グルファスト)と食後過血糖改善薬ボグリボースとの配合剤で、2011年7月に発売された。ミチグリニドによる食後の速やかなインスリン分泌促進作用とボグリボースによる糖質の消化・吸収を遅延する作用を併せもつことで、単剤に比べて食後血糖上昇をより抑制する。
「グルベス配合OD錠」は、その新しい剤形であり、糖尿病治療薬の配合剤では国内初の口腔内崩壊(OD)錠となる。口腔内で速やかに崩壊し、水なしでも服用できる。錠剤の服用が困難な患者へ新たな選択肢を提供できる。
グルベス配合OD錠 概要
グルベス配合OD錠 添付文書
販売名 | グルベス配合OD錠(GLUBES Combination OD Tab.) |
有効成分 | ミチグリニドカルシウム水和物(10mg)及び日局ボグリボース(0.2mg)(1錠中含量) |
効能・効果 | 2型糖尿病 ただし、ミチグリニドカルシウム水和物及びボグリボースの併用による治療が適切と判断される場合に限る。 |
用法・用量 | 通常、成人には1回1錠(ミチグリニドカルシウム水和物/ボグリボースとして10 mg /0.2 mg)を1日3回毎食直前に経口投与する。 |
薬価 | グルベス配合OD錠 1錠 47.70円 |
2019年6月14日 | |
発売日 | 2019年6月14日 |
製造販売元 | キッセイ薬品工業株式会社 |
[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]