糖尿病患者さんを悩ます「低血糖」を解説 糖尿病3分間ラーニング

2014.06.25
 糖尿病患者さんが動画で学べる「糖尿病3分間ラーニング」は新たに2本の動画を公開しました。今週から「低血糖」について学んでいきます。 糖尿病3分間ラーニングへ

 糖尿病の治療は血糖が高くならないようにコントロールしていくことですが、血糖が下がりすぎてしまうと低血糖が起こります。薬物療法、なかでもインスリン注射をしている患者さんは、特に注意が必要です。

 低血糖になると、空腹感、霧視(霧の中にいるように見える状態)、頭痛など、自律神経症状や中枢神経症状の症状が現れます。ほかにもさまざまな症状が現れ、場合によっては昏睡状態に陥ることもあります。しかも、現れる症状は人それぞれ違っていることも特徴です。また、可能であれば周りの人に知っていてもらって、対処法などを伝えておく必要があります。

 本日公開した動画「6-1. 低血糖とは」「6-2. 低血糖の原因」では、低血糖の基礎知識をわかりやすく解説しています。低血糖が起こるメカニズムや知識をひと通り頭に入れておくことはとても重要ですので、糖尿病患者さんはぜひご視聴ください。また、低血糖が起こると周りの人の助けを借りなければならない場合もあります。そんなときに備えて、家族や職場の人たちにこれらの動画を見てもらい、理解してもらうのも良い方法です。

 糖尿病3分間ラーニングは、スマートフォン、タブレット端末、PCから、いつでもどこでも無料で視聴できます。医療機関で説明された内容をもう一度確認するための患者さん用サポートツールとして、また、糖尿病教室の導入コンテンツなど、糖尿病療養の様々なシーンでご活用いただけます。

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