糖尿病の合併症「動脈硬化」を公開 糖尿病3分間ラーニング
糖尿病は血管の病気です。糖尿病の進行によって、血管にダメージを与え続けると、腎症、神経障害、網膜症などの合併症が発症することは前回の動画で理解できたと思います。これらは細い血管が傷害された場合に起こる合併症です。今週は、一方の太い血管(大血管)が障害された場合に起こる合併症「動脈硬化」について、動画で学んでいきます。
本日公開した動画は「5-5. 動脈硬化(大血管症)」「5-6. 動脈硬化による心臓の発作」「5-7. 動脈硬化による脳の発作」の3本です。糖尿病と動脈硬化の因果関係、動脈硬化の発症プロセス、原因、発作が起こった場合の対処法などを詳しく知ることができます。
脳や心臓といった場所で血管が詰まるということは、とても危険なことが想像できます。発作が起こるだけでも言語障害、運動障害が残り、それまでの生活スタイルが一転してしまう可能が高くなります。そして、最悪の場合は死に至ります。動脈硬化を起こさない、予防することを念頭に置き、これらの動画をご視聴ください。そしてもう一度、どうして糖尿病を治療するのかについて考えてみてはいかがでしょうか。
糖尿病3分間ラーニングは、スマートフォン、タブレット端末、PCから、いつでもどこでも無料で視聴できます。医療機関で説明された内容をもう一度確認するための患者さん用サポートツールとして、また、糖尿病教室の導入コンテンツなど、糖尿病療養の様々なシーンでご活用いただけます。
医療機関や健診・保健指導機関でのご活用はフリーです。企業活動でのご利用は「糖尿病ネットワーク編集部」までお問い合せください。
提供:糖尿病ネットワーク
制作・著作:株式会社創新社
監修:糖尿病治療研究会
協力:Insulin for Life(Australia and Global)、国際糖尿病支援基金