患者さんと医療スタッフのホンネ、"良い関係づくり"のヒントに
糖尿病は長期間にわたり通院する必要がある疾患です。また、糖尿病は、患者さん自らが主体的に取り組まなければならない病気で、自分の身体と毎日向き合わなくてはなりません。
しかし、治療方針が決まってしまうと、次第に経過を見ながら薬物療法を適宜処方するだけのルーティンな診療になり、患者さんも血糖コントロールへの意欲を失ってしまう......というようなケースに意外と陥りやすいようです。そんな中で、患者さんのモチベーションを保ち続け、良好な血糖コントロールを維持するためには、どうすれば良いのでしょうか?
今回公開したコメントからは、ちょっとした医療者の気遣いで、血糖コントロールが良くなった方もいれば、無意識な一言がトラウマになってしまった方もいらっしゃいました。
その一方で、医療者側のコメントからは、どのような患者さんとも良好な関係を築けるよう、日々努力されている様子が垣間見えます。しかし、実際には、「指導」を「説教」と受け取られてしまう、多忙で話をする時間がとれないために「冷たい」とレッテルを貼られてしまうなどの誤解やすれ違いに悩んでいる方も多いようです。
患者さんと医師・医療スタッフの"良い関係づくり"には何が必要なのか。今回公開されたコメントを一読してみると、そのヒントが数多く散りばめられています。
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患者さんのほんね、医療者のホンネ
「第2回 患者さんと医師・医療スタッフの相性」
「患者さんのほんね、医療者のホンネ」 今後のテーマ
2013年 | 6月 糖尿病の不便・不満・ストレス |
7月 患者さんと医師・医療スタッフの相性 | |
8月 糖尿病と旅行(仮) | |
9月 災害時の備え(仮) (以後、毎月公開予定です) |
ネットワークアンケート
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