おやつを食べたい糖尿病患者さんへ コツを教えます!
糖尿病患者さんの2/3が日常的におやつを食べている
糖尿病ネットワークが平成21年に行った「糖尿病患者さんの間食に関するアンケート調査」によると、患者さんの2/3は日常的に間食を摂っており、そのうちの約半数は毎日食べていると答えています。主治医から"間食は原則禁止"とされている患者さんでも、その割合は変わりませんでした。また、主治医から制約を受けていない、話題にも出ないという方は約4割。適正な指導が行われていない方が多いことが浮き彫りになっています。このような中、患者さん自身が学び、意識向上を高められる情報提供が必要と考え、患者さん向けの間食対策情報ファイル「80kcal おやつ名人」を設置する運びとなりました。
おやつを食べる際の知識やコツを提供します
生活習慣が起因して糖尿病になった2型の患者さんには、特に食生活に問題が潜んでいることが多いと言われています。やはり、長い間続けてきた食習慣を改善するのは難しいのです。日々の生活の中で、何を食べるかを判断するのは、その人自身。美味しそうなおやつを目の前にした時、適正な選択眼をもって量や頻度やタイミングを上手にコントロールすることが求められますが、そのための知識やコツが必要です。
「80kcal おやつ名人」では、糖尿病がある方のおやつの基本、守ってほしいルール、セルフチェックなどをまとめてみました。日々の生活のなかで、注意したいポイントを押さえ、上手におやつタイムを楽しんでいただけたらと願っています。監修者の浜野久美子先生は「"おやつ名人"になれたら、糖尿病治療も名人になれるはずと信じています」とエール。
糖尿病患者さんが"おやつ"を食べるのに、心も体も満足できる方法はないか、どんな注意を払えば"おやつ"を食べてもよいのか、先生方と知恵を絞り、今後さまざまなコンテンツを増やしていく予定です。ぜひ、ご活用ください!
◇詳しくはこちら
「80kcal おやつ名人」
http://www.dm-net.co.jp/oyatsu-meijin/
◇関連サイト
糖尿病患者さんの間食指導の情報ファイル