アクトス後発品50品目増 後発医薬品等薬価基準追補収載 厚生労働省

2011.06.24
 厚生労働省は24日、後発医薬品等薬価基準についての追補収載を官報告示した。収載された105成分330品目のうち、糖尿病治療薬は55品目。

 初の後発品収載として注目されていたチアゾリジン薬「ピオグリタゾン」(先発品製品名:アクトス)については、既に承認を受けていた27社76品目のうち18社50品目が収載。組み合わせ特許の適否について係争中であるが、昨年11月に解禁となったグリメピリドと同様、多くの後発品が収載された。そのほか、スルホニル尿素(SU)薬「グリメピリド」4品目、ビグアナイド薬「メトホルミン」1品目が収載された。

新規収載した後発品の薬価(1錠あたり)

  • ・ピオグリタゾン 15mg:59.20円、30mg:110.60円
  • ・グリメピリド 1mg:13.30円、3mg:31.10円
  • ・メトホルミン 250mg:9.50円

平成22、23年度 診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(新規収載分) 厚生労働省
使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品について(平成23年6月24日現在) 厚生労働省

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