速効型インスリン分泌促進薬「シュアポスト錠」製造販売承認取得 大日本住友製薬

2011.01.24
 大日本住友製薬は21日、速効型インスリン分泌促進薬「シュアポスト錠0.25mg」「同0.5 mg」(一般名:レパグリニド)に関し、製造販売承認を取得したと発表した。

 シュアポストは、膵臓のβ細胞にあるスルホニル尿素(SU)受容体に作用し、食後のインスリン分泌を速やかに促進することにより食後血糖推移を改善し、HbA1cを低下させる速効型インスリン分泌促進薬。同剤は、世界主要国を含む90カ国以上で承認・販売されており、米国では「Prandin」、欧州では「NovoNorm」などの製品名で販売されている。日本では、2004年に同社がノボ ノルディスク ファーマより開発を引き継ぎ、臨床試験を進めてきた。
(1月21日 プレスリリース)

シュアポスト概要
  • 販売名:シュアポスト錠0.25 mg、シュアポスト錠0.5mg
  • 一般名:レパグリニド(repaglinide)
  • 効能・効果:2型糖尿病における食後血糖推移の改善。ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
    • (1)食事療法・運動療法のみ
    • (2)食事療法・運動療法に加えてα‐グルコシダーゼ阻害剤を使用
  • 用法・用量:通常、成人にはレパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する。維持用量は通常1回0.25~0.5mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1回量を1mgまで増量することができる。
  • 製造販売元:大日本住友製薬

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