GLP-1受容体作動薬「バイエッタ」12月10日薬価収載予定 厚生労働省

2010.11.29
 厚生労働省中央社会保険医療協議会は、11月26日の総会で日本イーライリリーが製造販売を行うGLP-1受容体作動薬「バイエッタ」(一般名:エキセナチド)の薬価収載を了承した。収載は12月10日を予定している。

 「バイエッタ」は国内で2番目となるGLP-1受容体作動薬。先行の「ビクトーザ」(一般名:リラグルチド、製造販売元:ノボ ノルディスク ファーマ)が1日1階投与であるのに対して、「バイエッタ」は1日2回投与となっている。

 薬価は、「ビクトーザ」に対する類似薬効比較方式(Ⅰ)で算定され、「バイエッタ皮下注5μgペン300」「バイエッタ皮下注10μgペン300」ともに9,661円と定められた。

中央社会保険医療協議会 総会 (第183回) 議事次第 厚生労働省
医薬品の薬価収載について

「バイエッタ」製品サイト(日本イーライリリー)

関連情報
GLP-1受容体作動薬「バイエッタ」 医師は「HbA1c改善」「食後高血糖改善」「体重増加の抑制」を期待 日本イーライリリー調査(2010年11月9日)
GLP-1受容体作動薬「バイエッタ」の製造販売承認取得 日本イーライリリー(2010年10月27日)

カテゴリー:GLP-1受容体作動薬

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

脂質異常症の食事療法のエビデンスと指導 高TG血症に対する治療介入を実践 見逃してはいけない家族性高コレステロール血症
SGLT2阻害薬を高齢者でどう使う 週1回インスリン製剤がもたらす変革 高齢1型糖尿病の治療 糖尿病治療と認知症予防 高齢者糖尿病のオンライン診療 高齢者糖尿病の支援サービス
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病の経口薬で最低限注意するポイント 血糖推移をみる際のポイント~薬剤選択にどう生かすか~ 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプ・CGMなど) 二次性高血圧 低ナトリウム血症 妊娠中の甲状腺疾患 ステロイド薬の使い分け 下垂体機能検査
NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療-減量・代謝改善手術- 骨粗鬆症治療薬 脂質異常症の治療-コレステロール低下薬 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料