「アクトスOD錠」の製造販売承認を取得 武田薬品工業

2010.01.18
 武田薬品工業は1月18日、2型糖尿病治療剤「アクトスOD錠15」「アクトスOD錠30」(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)について、厚生労働省より製造販売の承認を取得したと発表した。
 アクトスは、2型糖尿病に特徴的な病態であるインスリン抵抗性を改善する薬剤で、主に筋肉や脂肪細胞、肝臓に働いてインスリンの作用不足を改善する。同社は1999年に日本において「アクトス錠」の販売を開始し、2008年9月に「アクトスOD錠」の製造販売承認を申請していた。
 「アクトスOD錠」の効能・効果、用法・用量は「アクトス錠」と同一。このたび、口腔内で速やかに崩壊する口腔内崩壊(OD)錠が採用されたことで、水の必要なく服薬することが可能となり、服薬コンプライアンスの改善が見込まれる。
(1月18日 プレスリリース)

カテゴリー:チアゾリジン薬

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