DPP-4阻害薬「ジャヌビア錠」「グラクティブ錠」が承認
2009.10.19
万有製薬は16日、2型糖尿病治療薬「ジャヌビア錠」(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)の製造販売承認を取得したと発表した。ジャヌビアは、日本で初めての選択的DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ-4)阻害薬で、国内では10年ぶりの新しい作用機序を持つ経口2型糖尿病治療薬となる。薬価収載後に小野薬品工業と共同販売される(小野薬品工業の製品名は「グラクティブ錠」)。
(10月16日 プレスリリース)ジャヌビア情報サイト(万有製薬)
(10月16日 プレスリリース)
ジャヌビア(グラクティブ)の主な特徴:
- 選択的にDPP-4を阻害し、活性型インクレチンを増加させ、血糖依存的に血糖低下作用を発揮する。
- 1日1回投与で食事の影響を受けないので、いつでも服用可能。
カテゴリー :開発中の薬剤
[dm-rg.net / 日本医療・健康情報研究所]