血糖値管理アプリ「メディセーフデータシェア」をリリース クラウド型データ共有機能で糖尿病のチーム医療に貢献 テルモ
「メディセーフデータシェア」は、日常使用されている自己管理ノートに加えることで、素早く、正確に、患者と医療従事者をつなぐ事をコンセプトにしたデータマネジメントシステム。
患者が測定した血糖値を入力、または血糖測定器から転送することで、スマートフォンやウェブアプリでデータをいつでも、どこでも管理・閲覧できる。入力されたデータは、クラウド経由で即時に主治医や家族、他の医療機関と共有することもできる。
正確なデータを簡単に記録 測定データは主治医などとも共有できる
糖尿病の合併症(網膜症、神経障害、腎臓病、心筋梗塞、脳卒中など)の発症や進行を防ぐために、患者が日々の血糖値を適切にコントロールすることが求められる。日々の血糖自己測定記録を正確に管理することが、医療従事者による適切な指導や病状コントロールにつながる。
テルモがリリースした、血糖値管理アプリ「メディセーフデータシェア」は、血糖値などの情報を管理するクラウド型データマネジメントシステムで、 血糖値などを測定して、スマートフォンやパソコンにかざすだけで簡単に記録できる。手入力や音声入力にも対応している。測定データは、クラウド経由で即時に主治医や家族、他の医療機関と共有することもできる。
血糖値以外にも、食事や運動などの生活習慣記録や、他のバイタルデータも記録でき、通信機能を搭載したテルモのHRジョイントシリーズの体温計、血圧計、パルスオキシメータからデータを転送することも可能。
「メディセーフデータシェア」でデータを即時に共有化することで、患者の状態把握の効率化、オンライン・遠隔診療への活用、正確なデータの取得を容易にし、患者・患者家族・医療従事者が今まで以上に協力し合える環境を作ることで、糖尿病のチーム医療の強化に貢献することを期待できる。
「このたびリリースしたデータマネジメントシステムや、血糖自己測定器、持続血糖測定器、インスリンポンプなど幅広い糖尿病関連の製品群を通して、患者の日常生活や気持ちにも寄り添う製品やソリューションを提供してまいります」と、テルモでは述べている。