自己血糖測定器「グルテストアイ」発売 見やすさと使いやすさを追求
2017.05.31
三和化学研究所は、「見える、聞こえる、できる」をコンセプトに、さらなる操作性の向上をはかった自己血糖測定器「グルテストアイ」を、5月15日に発売した。
<グルテストアイの特徴>
・音声ナビゲーションとカラーの操作画面
・測定値表示がシンプルで大きく見やすい
・血液吸引がしやすく、わかりやすい
・新機能「マルチアシストテクノロジー」搭載で手技によるばらつきの低減
・NFC(非接触性)によるデータ転送機能
75歳以上の後期高齢者の糖尿病患者の割合が増加し、加えて軽度認知症を合併する患者も増加している。こうした患者が扱える、よりシンプルで、使いやすい自己血糖測定器が求められている。
「グルテストアイ」では、グルテストシリーズの新製品として、「見える、聞こえる、できる」をコンセプトに、さらなる操作性の向上をはかっている。
製品コンセプトの「見える」としては、黒をバックとした高精度でシンプルな画面で、現在販売されている自己血糖測定器の中では最も大きな文字で見やすく表示する。
「聞こえる」としては、検査結果や操作方法、エラー表示を高齢や視覚低下の患者にも音声で分かりやすく知らせる。
また、「できる」としては、少ない血液で痛みの少ない確実な測定ができる。
同社は、今回の「グルテストアイ」の発売により、測定データの解析機能を備えてより積極的な血糖管理が可能な既存品「グルテストNeoアルファ」とともに、患者のニーズに合った製品を通して良好な血糖コントロールの維持に貢献したいと述べている。
自己血糖測定器は、糖尿病患者が自ら採血・測定し、日常の血糖値を知ることで、より厳格な血糖コントロールを目指すための医療機器であり、特にインスリンを投与されている患者の療養指導や治療には欠くことができないことから幅広く使用されている。
グルテストアイの主な仕様
三和化学研究所
・音声ナビゲーションとカラーの操作画面
・測定値表示がシンプルで大きく見やすい
・血液吸引がしやすく、わかりやすい
・新機能「マルチアシストテクノロジー」搭載で手技によるばらつきの低減
・NFC(非接触性)によるデータ転送機能
名称 | 自己検査用グルコース測定器 グルテストアイ |
測定項目 | 血液中のグルコース |
検体量 | 全血0.6μL |
使用センサー | 自己検査用グルコースキット グルテストNeoセンサー |
測定範囲 | 10 mg/dL~600mg/dL |
測定時間 | 点着検知後5.5秒 |
測定原理 | FAD-GDH酵素電極法 |
使用環境 | 温度:10~40℃、湿度:20~80%(結露しないこと) |
サイズ | 横49mm×縦101mm×高さ20mm |
電源 | 1.5Vアルカリ乾電池 単4形2個 |
電池寿命 | 約1000回以上 |
重量 | 82g(電池含む) |
・グルテストアイ(1台)9,000円(税抜き) ・グルテストNeoセンサー(25枚入)3,500円(税抜き) ・グルテストNeoセンサー(30枚入)4,200円(税抜き) | |
販売元 | (株)三和化学研究所 |
[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]