「循環器ドクターのためのグリコアルブミン活用法」オープン!

2015.03.23
 糖尿病ネットワークは、グリコアルブミンに関する情報を取りまとめて公開している「グリコアルブミン情報ファイル」をリニューアルするとともに、医療スタッフ向け新コンテンツをオープンしました。新コンテンツのテーマは「循環器ドクターのためのグリコアルブミン活用法」です。
http://www.dm-net.co.jp/ga-file/cardiologist/

 
リニューアルした「グリコアルブミン情
報ファイル」の医療スタッフ向けページ
 糖尿病網膜症による失明が減少し、糖尿病腎症による透析導入がプラトーに達するなど、糖尿病細小血管症の増加はどうにか歯止めがかかったようにみえます。その一方で糖尿病大血管症はますますその重要性を増してきています。

 大血管症は血糖値が糖尿病の診断基準を満たす前からそのリスクが上昇し始め、また、糖尿病発症後であっても顕著な高血糖を呈さない段階で血管イベントが発生してしまうことが少なくありません。よってその管理は、多くの場合、糖尿病専門医ではなく、循環器など他科のドクターがあたっておられるのが現状と考えられます。

 医療スタッフ対象の新コーナーでは、HbA1cと並ぶもう一つの血管管理マーカーであるグリコアルブミンを取り上げ、大血管症抑止への活用法を解説していきます。内容は以下のとおり。3回に分けて公開します。乞ご期待!(第一回は23日に公開)

◇グリコアルブミン情報ファイル
 医療スタッフ向け
  http://www.dm-net.co.jp/ga-file/pro/
 患者さん・一般向け
  http://www.dm-net.co.jp/ga-file/


 
 
◆新コーナー
 「循環器ドクターのためのグリコアルブミン活用法」
  (医療スタッフ対象)のもくじ
 
〔3月23日公開〕
1. はじめに
 細小血管症と大血管症抑制のための血糖管理に今なにが必要か?
2. 動脈硬化性疾患抑制における血糖管理のポテンシャル
 
〔4月公開予定〕
3. GAの特徴
 過去1か月間(特に直近の2週間)の血糖状態を反映
血糖の改善や悪化を早期に把握できる指標映
食後血糖や血糖変動との相関関係映
留意いただきたいポイント
4. GAと動脈硬化 ~エビデンスを中心に~
 頸動脈IMTとGAの関連映
GAと動脈硬化に関する国内外からの報告ト
 
〔5月公開予定〕
5. 血糖変動への介入の実際とGAの可能性~
 血糖変動を平坦化する方法
 食べる順序などへの配慮
αグルコシダーゼ阻害剤の利用
 日常臨床でのGAの使い方
 細小血管症の予測マーカーとしての有用性
GAとHbA1cの乖離から得られる情報
直接的な血管障害作用の仮説 ~AGEs前駆物質としてのGA~
6. おわりに
 
 

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

脂質異常症の食事療法のエビデンスと指導 高TG血症に対する治療介入を実践 見逃してはいけない家族性高コレステロール血症
SGLT2阻害薬を高齢者でどう使う 週1回インスリン製剤がもたらす変革 高齢1型糖尿病の治療 糖尿病治療と認知症予防 高齢者糖尿病のオンライン診療 高齢者糖尿病の支援サービス
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病の経口薬で最低限注意するポイント 血糖推移をみる際のポイント~薬剤選択にどう生かすか~ 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプ・CGMなど) 二次性高血圧 低ナトリウム血症 妊娠中の甲状腺疾患 ステロイド薬の使い分け 下垂体機能検査
NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療-減量・代謝改善手術- 骨粗鬆症治療薬 脂質異常症の治療-コレステロール低下薬 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料