週1回投与のDPP-4阻害薬「オマリグリプチン」承認申請
2014.11.21
MSD株式会社は21日、2型糖尿病治療薬で週1回投与のDPP-4阻害薬「オマリグリプチン(一般名)」の製造販売について、承認申請を行ったと発表した。週1回投与のDPP-4阻害薬としては国内2番め、同成分の薬剤としては世界初となる。
「オマリグリプチン」は、同社が販売するDPP-4阻害薬「ジャヌビア」(一般名:シタグリプチン)とは異なる、長時間作用型の新規DPP-4阻害薬。従来の1日1~2回の投与から週1回に変わることにより、服薬負担の軽減や服薬アドヒアランスの向上が期待できる。
海外の臨床開発プログラムに先行して終了した国内第3相臨床試験では、ジャヌビアと同様の有効性と忍容性を示すことが確認された。
週1回投与のDPP-4阻害薬「オマリグリプチン」を承認申請 MSD株式会社(11月21日、ニュースリリース)
[dm-rg.net / 日本医療・健康情報研究所]