ビグアナイド薬「メトグルコ」小児の用法・用量を追加申請 大日本住友製薬

2013.10.28

 大日本住友製薬は24日、経口血糖降下薬「メトグルコ錠 250mg/500mg」(一般名:メトホルミン)について、2型糖尿病における小児の用法・用量を追加す る一部変更承認申請を行った。

 メトグルコは、肝臓における糖新生抑制作用、末梢組織における糖取り込み促進作用、小腸における糖吸収抑制作用等を介して血糖降下作用を示すビグアナイド系経口血糖降下薬。同社は2010年に同剤の国内承認を取得し、メトグルコとして販売をスタートした。

経口血糖降下剤「メトグルコ錠」の2型糖尿病における小児の用法・用量の追加に関する申請について(大日本住友製薬、PDF)

◇メトグルコの概要(2013年10月25日現在)

販売名メトグルコ錠 250mg/500mg
一般名メトホルミン塩酸塩(metformin hydrochloride)
剤形・含量白色~帯黄白色の割線入りのフィルムコート錠、
1錠中、メトホルミン塩酸塩 250mg または 500mg 含む錠剤
効能・効果2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
(1) 食事療法・運動療法のみ
(2) 食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用
用法・用量通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として 1 日 500mg より開始し、1 日 2~3 回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常 1 日 750~1,500mg とする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1 日最高投与量は 2,250mg までとする。
製造販売元大日本住友製薬株式会社

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

脂質異常症の食事療法のエビデンスと指導 高TG血症に対する治療介入を実践 見逃してはいけない家族性高コレステロール血症
SGLT2阻害薬を高齢者でどう使う 週1回インスリン製剤がもたらす変革 高齢1型糖尿病の治療 糖尿病治療と認知症予防 高齢者糖尿病のオンライン診療 高齢者糖尿病の支援サービス
GLP-1受容体作動薬の種類と使い分け インスリンの種類と使い方 糖尿病の経口薬で最低限注意するポイント 血糖推移をみる際のポイント~薬剤選択にどう生かすか~ 糖尿病関連デジタルデバイスの使い方 1型糖尿病の治療選択肢(インスリンポンプ・CGMなど) 二次性高血圧 低ナトリウム血症 妊娠中の甲状腺疾患 ステロイド薬の使い分け 下垂体機能検査
NAFLD/NASH 糖尿病と歯周病 肥満の外科治療-減量・代謝改善手術- 骨粗鬆症治療薬 脂質異常症の治療-コレステロール低下薬 がんと糖尿病 クッシング症候群 甲状腺結節 原発性アルドステロン症 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症 褐色細胞腫

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料