超持効型インスリン デグルデクを日本で承認申請
2011.12.28
ノボ ノルディスク社は、12月22日に医薬品医療機器総合機構(PMDA)に超持効型インスリン デグルデクの承認申請を行ったと発表した。
日本の申請は、日本人を含む約7,000人の1型および2型糖尿病患者を対象に行われた臨床試験プログラム「BEGIN」の結果に基づいて行われた。試験結果から、インスリン デグルデクは優れた血糖降下作用を示しながら、インスリン グラルギンと比較して低血糖、特に夜間低血糖の発現頻度が有意に低いことが示された。
超持効型インスリン デグルデクと超速効型インスリン アスパルト(ノボラピッド)との配合剤である「インスリン デグルデク/インスリン アスパルト」は、2012年上半期に承認申請を行う予定。日本人を含む3,000人以上の1型および2型糖尿病患者を対象に行われた「BOOST」試験の結果に加えて、インスリン デグルデク/インスリン アスパルト(1日1回投与)とインスリングラルギン(1日1回投与)との比較試験の結果をもって申請する予定。
ノボ ノルディスク ファーマ
[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]