クッキーテスト臨床研究 共同研究者募集 クッキーテスト研究会

2011.06.01
 生活習慣病の危険因子を同時に、簡易に検出することを目的にクッキーテスト(クッキーミールテスト)が開発された。クッキーテスト臨床研究の共同研究者の募集が行われている。

平成23年度 クッキーテスト臨床研究 共同研究者募集
 クッキーテスト研究会は、クッキーテスト臨床研究の共同研究者を募集している。
 課題は「クッキーテストを使用した生活習慣病早期検出と病態解析、対策に関する臨床共同研究-クッキーテストによるインクレチン分泌反応と食後高血糖・高脂血症との関連の検討-」。
 請求の申込締切は2011年7月29日(金)。
 詳しくはクッキーテスト研究会ホームページをご覧ください。
https://ssl.saraya.com/cookie-test/rinsho/
 生活習慣病の要因として、耐糖能異常、高脂血症、高血圧、高インスリン血症、インスリン抵抗性が注目されている。生活習慣病の多くは初期段階では自覚症状が乏しく、発見されたときには動脈硬化や疾患の合併症が進展していたという例が多い。そうしたことを防ぐために医療機関で検査を行い、異常を早期発見し、治療・対策を開始することが重要となる。

 クッキーテストは、所定のクッキーミールを使った負荷試験により、空腹時と食後の耐糖能、脂質、インスリン能などを評価する検査法。これらの要因を早期にみつけて、食事・運動習慣などを改善すれば、生活習慣病の予防・対策を効果的に行えるようになると考えられている。

 クッキーテストは生活習慣病の成因、機序、病態に関する研究にも役立てられている。負荷試験用に開発されたクッキーミールには、主に脂質や糖質が含まれる。手軽で実用的なクッキータイプの食品で、日常の食生活で利用されている原材料を使っている。

 クッキーテストのメリットとしては、「負荷に使用するのは食品であり、日常に近い代謝がみられる」、「事前準備が不要で、手間がかからない」、「耐糖能検査に使える」、「再現性が高く、どの受診者も同じ物を負荷できる」、「糖代謝・脂質代謝・インスリン分泌能を一度にみることができる」が挙げられる。

クッキーテスト.com

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