アクトス(チアゾリジン薬)とSU薬の配合薬「ソニアス配合錠」製造販売承認取得 武田薬品工業
2011.01.24
武田薬品工業は21日、チアゾリジン薬「アクトス」(一般名:ピオグリタゾン)とスルホニル尿素薬(以下、SU薬)であるグリメピリドの合剤である2型糖尿病治療薬「ソニアス配合錠」について、厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表した。
ソニアス配合錠に含まれるアクトスは、同社が世界に先駆けて発見したチアゾリジンジオン骨格を有する2型糖尿病治療薬で、2型糖尿病に特徴的な病態であるインスリン抵抗性を改善することによって効果を発揮する薬剤。また、SU薬は、主に膵臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を促進する薬剤。作用機序の異なる両剤の合剤は、服薬利便性を高め、飲み忘れを防ぐことにより、より良好な血糖コントロールを実現することが期待される。
ソニアス配合錠は、1日1回の経口投与製剤。1錠にピオグリタゾン15mg / グリメピリド1mgを含有する「ソニアス配合錠LD」と、ピオグリタゾン30mg / グリメピリド3mgを含有する「ソニアス配合錠HD」の2種類の剤形がある。
(1月21日 プレスリリース)
(1月21日 プレスリリース)
カテゴリー:配合薬
[dm-rg.net / 日本医療・健康情報研究所]