インスリン抵抗性に起因する2型糖尿病などの新規治療薬開発を目指した共同研究を開始 神戸大とベーリンガー

2017.06.12
 神戸大学と日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)は、インスリン抵抗性に起因する2型糖尿病・関連疾患の新規治療薬の開発を目的とした共同研究契約を締結したと発表した。

画期的な新規治療薬の開発を目指す

 肥満、ストレス、加齢といった環境因子によりインスリンが効きにくくなるインスリン抵抗性は、2型糖尿病やその他の代謝性疾患の発症・進展の原因となる。

 また、インスリン抵抗性に関連する疾患である非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は、最終的に肝硬変や肝がんを引き起こすこともある深刻な疾患だ。

 神戸大学医学研究科糖尿病・内分泌内科学部門の小川渉教授はこれまで、インスリンの作用機序と糖尿病に関する研究を進めてきた。共同研究では、小川教授が積み上げた知識や技術と、ベーリンガーが有する創薬研究の経験を活かして、治療の選択肢を拡げるための画期的な新規治療薬の開発を目指すという。

 小川教授は「これまで行ってきた一連の研究の成果をベースに、今後も世の中に貢献できる研究を神戸大学から世界に積極的に発信したい」と述べている。

 ベーリンガーは、アカデミア発創薬を活性化するための新たな研究部門として、2015年にResearch Beyond Borders(RBB)を探索研究組織内に設立。共同研究は、日本のRBB部門と、神戸大の学術・産業イノベーション創造本部が協同して仲介し成立した。

 同社は日本におけるRBBの部門として、2017年1月にNBI神戸医薬研究所内に「創薬研究アライアンス部」を設立した。

創薬研究アライアンス Research Beyond Borders(RBB)(日本ベーリンガーインゲルハイム)

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