「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」を公表 厚生労働省
2020.10.22
厚生労働省は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」を公表した。第47回厚生科学審議会感染症部会で議論されとりまとめられたもので、鼻腔検体採取における留意点などもまとめてある。
インフルエンザ流行期の検査や対応も解説
「検体採取に当たり、医療従事者に一定の曝露があるため、フェイスシールド、サージカルマスク、手袋、ガウンといった個人防護具の装着による感染防御を要すること。被検者自身による自己採取による場合において、医療従事者が検体を扱う際には、サージカルマスクおよび手袋を着用することで対応が可能であること」 といったことを示している。 各種検査法の実施時間は、▼リアルタイムPCR 2~4時間、▼定性PCR+シークエンス確認 7~9時間、▼LAMP法 1時間、▼抗原定量 30分、▼抗原定性 40分。
出典:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)(厚生労働省、2020年)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針 目次
I 検査種類と各種検査の意義
1. 検査の種類
2. 検体の種類と採取
3. 検体の取り扱い、保管と輸送
4. 検査の解釈や検査精度など
5. 検査の流れ
II 状況に応じた適切な検査実施
1. COVID-19を疑う有症状者
2. 濃厚接触者
3. インフルエンザ流行期
4. 無症状者の検査
III 検体採取に応じた適切な感染防護
I 検査種類と各種検査の意義
1. 検査の種類
2. 検体の種類と採取
3. 検体の取り扱い、保管と輸送
4. 検査の解釈や検査精度など
5. 検査の流れ
II 状況に応じた適切な検査実施
1. COVID-19を疑う有症状者
2. 濃厚接触者
3. インフルエンザ流行期
4. 無症状者の検査
III 検体採取に応じた適切な感染防護
[Terahata / 日本医療・健康情報研究所]