日本糖尿病財団 糖尿病研究プログラムの助成対象者を決定 糖尿病領域での革新的な研究を助成

 公益財団法人 日本糖尿病財団(理事長:岩本安彦)は、「日本糖尿病財団研究助成」および「第6回ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成」のそれぞれの助成金交付対象者を決定したと発表した。
2019年度日本糖尿病財団研究助成
 日本糖尿病財団は、「日本糖尿病財団研究助成」の助成金交付対象者を決定した。
 助成対象は糖尿病の基礎的ならびに臨床的問題に関する国内で行われる研究で、2019年8月末日までの応募期間で募集していた。
 対象者には、研究課題1件につき100万円以内の助成金が交付される。

2019年度 日本糖尿病財団研究助成金 交付対象者一覧

腸管上皮の老化関連遺伝子による糖代謝制御機構解明とその応用
五十嵐正樹
(東京大学医学部附属病院糖尿病・代謝内科助教)

迷走神経性臓器連関が2型糖尿病の病態に果たす役割の解明
井上 啓
(金沢大学新学術創成研究機構革新的統合バイオ研究コア栄養・代謝研究ユニット教授)

腸管を介したメトホルミンの新規作用メカニズムの解明
小川 渉
(神戸大学大学院医学研究科内科学講座糖尿病・内分泌・総合内科学教授)

新規肥満・糖尿病治療薬の開発とその作用機序解析
久保原禅
(順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科健康生命科学教室教授)

糖代謝を悪化させるω6不飽和脂肪酸特異的腸内細菌由来代謝産物の同定
藤坂志帆
(富山大学附属病院第一内科助教)

細胞内代謝リモデリングによるベージュ細胞誘導メカニズムの解明
吉田陽子
(新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科学/先進老化制御学講座特任助教)

第6回ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成

 日本糖尿病財団、日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーは、「第6回ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成」の助成金交付対象者を決定した。
 助成対象は「糖尿病病態下における原疾患/合併症治療に関する基礎研究」。2019年8月末日までの応募期間で募集していた。
 対象者には、研究課題1件につき300万円の助成金が交付される。

第6回ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成金 交付対象者一覧

肥満・2型糖尿病によって生じるベージュ脂肪細胞の誘導抑制機構の解明
池田賢司
(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子内分泌代謝学分野講師)

肝臓グルコキナーゼの新規活性制御メカニズムの2型糖尿病新規治療標的としての有用性の解明
稲葉有香
(金沢大学新学術創成研究機構革新的統合バイオ研究コア栄養・代謝研究ユニット助教)

成人の褐色脂肪組織再生を促す生理活性因子の研究
阪口雅司
(熊本大学大学院生命科学研究部総合医薬科学部門代謝・循環医学分野特任助教)

助成プログラムに関する情報は、日本糖尿病財団のホームページで公表されている。
公益財団法人 日本糖尿病財団
[Terahata]

関連ニュース

2020年07月30日
ビタミンC、カロテノイド、全粒穀物が糖尿病リスクを下げる
2020年07月16日
座位が続くときは軽い運動を間に挟むと糖代謝が改善
2020年07月09日
インスリンやメトホルミンにGLP-1受容体作動薬を追加 HbA1cが低下
2020年07月02日
GLP-1受容体作動薬の週1回投与単回使用製剤「オゼンピック皮下注SD」を発売 効能・効果は2型糖尿病
2020年07月02日
COVID-19発症1型糖尿病患者はDKAに要注意
2020年06月25日
ストレスが閉経後の2型糖尿病女性の冠動脈イベントを増やす
2020年06月18日
糖尿病患者のCOVID-19による重症化や死亡にBMIが関連
2020年06月11日
【新型コロナウイルス】血糖コントロールが良好なら糖尿病患者の重症化リスクは低い
2020年06月03日
脳卒中後の認知機能の低下に糖尿病が関与
2020年05月29日
さらに見やすく!新薬価も反映『インスリン製剤早見表2020-2021』

関連コンテンツ

編集部注:
  • 海外での研究を扱ったニュース記事には、国内での承認内容とは異なる薬剤の成績が含まれています。
  • 2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わすようになりました。過去の記事は、この変更に未対応の部分があります。ご留意ください。
ページのトップへ戻る トップページへ ▶