糖尿病患者さんが経験した大学の部活 連載「インスリンとの歩き方」

1型糖尿病患者の遠藤伸司さんによる連載「インスリンとの歩き方」は、第7回「大学での部活」を公開しました。大学時代に飛び込んだ超ハードな部活動。その体験談をお届けします。連載「インスリンとの歩き方」へ ▶

連載「インスリンとの歩き方」

 執筆者の遠藤さんは、中学生の頃に1型糖尿病を発症。以来、約30年間の療養生活の中で、留学や進学、就職、そして転職、プライベートまで幅広い経験を積み、なにかと無理をすることもあったようです。

 連載では、そんな遠藤さんの半生を、糖尿病——特にインスリン製剤と上手につきあうためのコツやノウハウを中心に、実体験のエピソードを交えて語っていただきます。1型糖尿病患者さんをはじめ、2型糖尿病患者さん、糖尿病医療に携わる方々は、ぜひご一読ください。

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第7回 大学での部活(本文より)

 タック、モヤイ、ジャイブ、スナイプ、470、この言葉を覚えたのは大学の1年生の時だった。小さい頃に家族旅行で出かけた海は、いつも穏やかな海だった。高校時代に伊豆七島への旅行で乗った船では、大きな海を見つけた。そして、大学に入ると、今度はその海と闘ってみたくなった。

1型糖尿病でも何でも出来る

 1型糖尿病を発症してから、時々、このフレーズが、インナーヴォイスとして沸き起こる。それも突然に。たぶん発症後の4年目、高校1年生あたりから、この現象が始まったように思える。

 「1型糖尿病でも何でも出来る」に後押しされて、僕はリスクなど一切考えずに高校生の時に自動二輪の免許をとった。兄が住んでいたイギリスにも行った。そして大学に入ってからは、ヨット部に入部した。

 ヨットというと、何だか余裕しゃくしゃくで、セレブが乗るような聞こえの良い乗り物ではあるけれど、ヨット部のは、そういう類のヨットではなかった。

 小田急線から見える多摩川で、いつも客待ちをして停まっている小さなボート。大人2人がやっと乗れるくらいのサイズで、そのボートに幌とマストが取り付けられている程度の代物だった。もちろん、エンジンは付いていない。冷蔵庫もない。洋上でのバーベキューなどというイメージは、1型と2型糖尿病を混同している人の勘違いのようなものだった。

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[dm-rg.net]

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編集部注:
  • 海外での研究を扱ったニュース記事には、国内での承認内容とは異なる薬剤の成績が含まれています。
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