「ビデュリオン」は心血管(CV)イベントのリスクを上げない EXSCEL試験

 アストラゼネカは、EXSCEL(EXenatide Study of Cardiovascular Event Lowering:心血管イベント減少エキセナチド試験)試験のトップライン結果を発表した。EXSCEL試験は、広範な心血管イベントの発症リスクを有する2型糖尿病患者に、通常の糖尿病治療にビデュリオン(一般名:エキセナチド)週1回投与を追加投与した場合と、プラセボを追加投与した場合との比較で、心血管死、非致死性心筋梗塞ならびに非致死性脳卒中の複合エンドポイントである主要心血管イベント(MACE)発生を評価した試験。

 EXSCEL試験は、MACEの発生において非劣性を示し、安全性の主要評価項目を達成した。米国食品医薬品局(FDA)は、2型糖尿病治療薬によって心血管リスクを上昇させないことを必須条件としており、本結果はその条件を満たしました。MACEを軽減させるという有効性については統計上の有意差は示さなかったものの、ビデュリオン群ではプラセボ群に比べて心血管イベントの発生が少数でした。なお、安全性データは既知のビデュリオンの安全性プロファイルと同様だった。

 「ビデュリオン皮下注」は、GLP-1受容体作動薬であるエキセナチドを有効成分とする週1回投与の2型糖尿病治療薬で、2013年5月に発売された。
[Terahata]

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編集部注:
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