【新型コロナ】抗原定性検査キット「Rapiim SARS-CoV-2-N」を発売 微量なウイルス抗原を15分で検出 横浜市立大との共同研究をもとに開発

 キヤノンメディカルシステムズは、新型コロナウイルスの抗原を迅速かつ簡便に検出する抗原定性検査キット「Rapiim SARS-CoV-2-N(ラピーム サーズ コブ ツー エヌ)」を発売した。
6.64pg/mL程度の微量なウイルス抗原を15分で検出
 キヤノンメディカルシステムズは、新型コロナウイルスの抗原を迅速かつ簡便に検出する抗原定性検査キット「Rapiim SARS-CoV-2-N(ラピーム サーズ コブ ツー エヌ)」を発売した。

 この抗原定性検査キットは、横浜市立大学との共同研究をもとに開発したもので、A型・B型インフルエンザウイルスなど他のウイルスと交差反応することなくSARS-CoV-2を的確に検出するとともに、6.64pg/mL程度の微量なウイルス抗原を15分で検出し、多量のウイルスの場合は4分で検出が可能。専用装置「Rapiim Eye 10」と組み合わせて使用する。

 現在、インフルエンザ検査などで「Rapiim Eye 10」を使用中の施設では、同装置をアップグレードすることなく同検査キットが使用可能だ。

 なお厚生労働省によると、定性抗原検査キットについては、鼻咽頭拭い液による検査であれば、発症2日目から9日目までの患者について、検査結果が陰性でも確定診断が行える。

「Rapiim SARS-CoV-2-N」の特徴
▼鼻咽頭ぬぐい液に加え、医療従事者の管理下で患者自身が採取可能な鼻腔ぬぐい液にも対応し、医療従事者への感染リスクを低減できる。
▼横浜市立大学が開発した抗SARS-CoV-2抗体を採用し、近縁ウイルスであるSARS-CoV、MERS、また、風邪症状を引き起こすヒトコロナウイルスや、A型インフルエンザウイルス(H1N1、H3N2)、B型インフルエンザウイルス、ライノウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなど、37種類のウイルスや細菌で交差反応を示さない。これにより、偽陽性の発生リスクを低減させている。
▼独自の高感度検出技術を、インフルエンザウイルス、RSウイルスに続き、SARS-CoV-2に採用し、6.64pg/mLの抗原、203RNAコピー/テストのウイルスを15分で検出する。また、多量のウイルスでは、4分で陽性を判定する。

一般的名称SARSコロナウイルス抗原キット
販売名SARSコロナウイルス抗原キットRapiim SARS-CoV-2-N PRT-C2N01A
承認番号30200EZX00083000
保険適用令和2年5月13日付 保医発0513第1号「検査料の点数の取扱いについて」
・ D012 感染症免疫学的検査 SARS-CoV-2抗原検出 600点
令和2年度 診療報酬点数
・ D026 検体検査判断料 6.免疫学的検査判断料 144点

新型コロナウイルス感染症に関する検査について(厚生労働省)
[Terahata]

関連ニュース

2020年12月18日
週1回投与デュアルGIP/GLP-1受容体作動薬「Tirzepatide」 2型糖尿病患者のHbA1cおよび体重を有意に減少
2020年12月16日
肥満状態では肝臓などの血糖制御ネットワークの変化は広範に及ぶ 血糖恒常性の破綻である2型糖尿病のメカニズムを解明
2020年12月15日
MR拮抗薬「フィネレノン」が2型糖尿病を合併するCKD患者の心血管系アウトカムで一貫した有用性を示す 心血管疾患の既往の有無にかかわらず
2020年12月15日
【新型コロナ】抗原定性検査キット「Rapiim SARS-CoV-2-N」を発売 微量なウイルス抗原を15分で検出 横浜市立大との共同研究をもとに開発
2020年12月14日
【新型コロナ】COVID-19ワクチンがついに実用化 米国でも緊急使用許可 ワクチン接種には課題も
2020年12月11日
SGLT2阻害薬「ジャディアンス」が初回および再発の心血管イベントリスクを減少 心血管疾患既往の2型糖尿病患者で EMPA-REG OUTCOME試験の新たな解析結果
2020年12月11日
【新型コロナ】運動・スポーツを通じて健康二次被害を防ぐポイントは? スポーツ庁がガイドラインを公表
2020年12月09日
【新型コロナ】COVID-19入院患者の1.85%が⾎栓症 抗凝固療法は14.5%に施⾏ 日本初のCOVID-19関連⾎栓症の調査
2020年12月09日
【新型コロナ】コロナ禍で食生活はどう変化した? 在宅ワークは野菜と果物の増加に貢献 子育て時間が増えた人では悪影響も
2020年12月04日
「フォシーガ」が慢性心不全に対する効能・効果の追加承認 2型糖尿病合併の有無に関わらず、慢性心不全治療薬として国内で最初に承認されたSGLT2阻害薬に

関連コンテンツ

編集部注:
  • 海外での研究を扱ったニュース記事には、国内での承認内容とは異なる薬剤の成績が含まれています。
  • 2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わすようになりました。過去の記事は、この変更に未対応の部分があります。ご留意ください。
ページのトップへ戻る トップページへ ▶