日本糖尿病協会が「防災リーフレット」を公開 糖尿病連携手帳にコンパクトに挟み込める 災害時に生き残るためにやっておくべきことを解説

 日本糖尿病協会(理事長:清野裕・関西電力病院総長)は、糖尿病患者の防災意識を高めることを目的に、災害発生の前後で役立つリーフレットを制作し、ホームページで提供を開始した。
災害時に必要な情報をまとめたリーフレットを作成
 リーフレットには、糖尿病患者が災害から身を守るために必要不可欠な情報が、A4サイズの紙に両面カラーで印刷されている。コンパクトにまとめられており、四つ折りにして日本糖尿病協会発行の「糖尿病連携手帳」に挟み込んで携帯できる。

 表面には、「災害に備える」をテーマに、薬剤などの非常時携行品リスト、薬剤の名称や避難所情報、地域の災害拠点病院の連絡先記入欄に加えて、災害発生時における糖尿病管理の心得が掲載されている。

 裏面には、「避難生活を乗り切る」をテーマに、食事と運動のワンポイントアドバイスがイラスト入りで掲載されている。

 糖尿病連携手帳は、日頃の治療や検査内容を記入する手帳として、年間約200万部発行され、医療機関を通じて患者に配布されているが、これまで災害対応の情報が掲載されていなかった。

 このリーフレットを挟むことで補完でき、平時も非常時も有効活用できる手帳になる。新しい手帳に切り替える際も、リーフレット部分はそのまま移行できるため、情報のポータビリティにも優れている。

 同協会では、災害時はアナログツールが有効であることが判明していることから、避難時に糖尿病連携手帳を必ず携行するよう呼びかけている。このリーフレットを挟み込むことで、事前の準備だけでなく、万一避難生活が長期化した場合も、裏面に記された避難生活のワンポイントアドバイスを体調管理に役立てることが可能になる。

[Terahata]

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