「糖尿病標準診療マニュアル」第14版(一般診療所・クリニック向け)を公開 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会

 一般社団法人 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会(代表理事:野田光彦・埼玉医科大学教授)は、「糖尿病標準診療マニュアル」第14版(一般診療所・クリニック向け)を公開した。
経口血糖降下薬の優先順位に変更点
 「糖尿病標準診療マニュアル」第14版(一般診療所・クリニック向け)は、2010年3月11日に初版が公開され、それ以降改訂が進められ今回が第14版となる。

 第13版までは国立国際医療研究センターによるマニュアルとして作成されたが、今回からは、一般社団法人 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会 糖尿病標準診療アニュアル作成委員会が作成し公開している。

 同マニュアルは、「糖尿病治療のエッセンス」(日本糖尿病対策推進会議)、「糖尿病治療ガイド」(日本糖尿病学会)、「糖尿病診療ガイドライン」(日本糖尿病学会)との併用を推奨するもので、それらへの橋渡しとなることを目的とするものだ。

 また、同マニュアルは個々の臨床状況での理論・経験に基づく医師の判断を拘束したり特定の方向付けを強制したりするものでなく、参考となる診療補助情報として活用されるべきものとしている。なお、第14版の使用は2019年3月31日までとなっている。

 今回の改訂で大きく変わった点は、経口血糖降下薬使用の優先順位だ。第13版までは、ステップ1の(A)メトホルミンの次に、ステップ2で(B)DPP-4阻害薬、(C)スルホニル尿素薬(SU薬)、(D)α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI阻害薬)を順に挙げていたが、今回からはここをステップ1~3の3段階に分けている。

 ステップ1はメトホルミンで変わらないが、DPP-4阻害薬を格上げして、単独でステップ2としている。さらに、ステップ3にSU薬、これまでオプションだったSGLT2阻害薬、α-GI阻害薬の順で列記している

一般社団法人 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会
  「糖尿病標準診療マニュアル」第14版
[Terahata]
編集部注:
  • 海外での研究を扱ったニュース記事には、国内での承認内容とは異なる薬剤の成績が含まれています。
  • 2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わすようになりました。過去の記事は、この変更に未対応の部分があります。ご留意ください。
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