米国で2型糖尿病患者の7人に1人がSMBGをやり過ぎている

2型糖尿病患者の7人に1人が不適切なSMBGを実施 米研究
 2型糖尿病患者の約7人に1人が、不適切な血糖自己測定(SMBG)を行っているとする研究結果が「JAMA Internal Medicine」2018年12月10日オンライン版に発表された。

 米ミシガン大学アナーバー校のKevin D. Platt氏らは、診療報酬請求データを用いて、SMBGに使用する試験紙の使用頻度と費用について後ろ向きに解析した。合計37万740例の2型糖尿病患者を対象に、試験紙が処方された場合は処方後1年以上、処方されていない場合は2014年の1年間にわたり追跡した。

 対象患者の23.4%(8万6,747人)が、追跡期間中に試験紙の診療報酬請求を3回以上行っていた。解析の結果、5万1,820人の患者(対象全体の約14%)では、SMBGの試験紙の使用が不適切な可能性があると判断されていた。このうち3万2,773人は、低血糖リスクが低いとされる血糖降下薬を服用しており、1万9,047人には血糖降下薬の保険請求をした記録がなかった。

 また、これらの患者は、試験紙を1日当たり中央値で2.0枚使用していた。さらに、患者1人当たりの年間請求額は中央値で325.54ドル(約3万6,000円)であり、自己負担額は年間18.14ドル(約2,000円)であった。

 以上の結果を踏まえ、Platt氏らは「医療資源を有効利用するためには、臨床医の意識を向上させるとともに、患者教育を充実させる施策が必要だ」と述べている。なお、著者の一人は製薬企業との利益相反(COI)に関する情報を開示している。

[HealthDay News 2018年12月17日]

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[Terahata]

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