糖尿病患者は下肢切断術後の死亡率が高い [HealthDay News]

糖尿病患者は下肢切断術後の死亡率が高い

 ニュージーランドにおける糖尿病患者の全国調査から、糖尿病患者は下肢切断術後の死亡率が高く、特に高齢患者と一部の先住民で死亡率は高いとする研究結果が、「Diabetes Care」4月5日オンライン版に掲載された。

 オタゴ大学(ニュージーランド)のJason K. Gurney氏らは、2005~2014年に糖尿病と診断され、ニュージーランド全国で登録された患者30万2,339人のコホートを対象に2014年末まで追跡し、下肢切断(大腿や下腿を切断するメジャー切断と踵を残して足先を切断するマイナー切断)の発生と術後の死亡率について調べた。

 その結果、追跡期間中に6,352件の下肢切断が認められた(メジャー切断が2,570件、マイナー切断が3,782件)。メジャー切断術を受けた患者の術後の死亡率は、術後30日以内では11%超であり、90日以内では18%であった。また、術後の死亡率は、特に高齢患者と先住民のマオリ族で高かった。一方で、性や居住地域、施設の症例数、入院形態、患者の併存疾患などの因子は術後の死亡リスクと一貫した、あるいは独立した関連を示さなかった。

 以上の結果を踏まえて、Gurney氏らは「ニュージーランドの全国的な糖尿病患者コホートの解析では、下肢切断術を受けた患者の術後死亡率は高く、また、年齢や人種によって術後の死亡リスクには差がみられることが分かった。下肢切断術後の死亡リスクが高い原因を明らかにするには、さらに検討を行う必要がある」と述べている。

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[dm-rg.net]

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