日本初のDPP-4阻害薬とSGLT2阻害薬の配合薬 「スージャヌ配合錠」承認取得

 MSDとアステラス製薬は、両社で共同開発を行ったDPP-4阻害薬シタグリプチンリン酸塩水和物(製品名:ジャヌビア錠)とSGLT2阻害薬イプラグリフロジンL-プロリン(製品名:スーグラ錠)の配合薬である2型糖尿病治療薬「スージャヌ配合錠」について、MSDが2型糖尿病を効能・効果として厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表した。
1日1回1錠の経口薬 服薬アドヒアランスの向上も期待できる
 「スージャヌ配合錠」は、日本初のDPP-4阻害薬(シタグリプチン)とSGLT2阻害薬(イプラグリフロジン)の有効成分を配合した1日1回1錠の経口薬。選択的にDPP-4を阻害し、活性型インクレチンを増加させることによる血糖依存的な血糖低下作用と、選択的にSGLT2を阻害し、腎臓でのブドウ糖再取り込みを抑制することによるインスリン非依存的な血糖低下作用を示す異なるふたつの作用機序を有する。

 シタグリプチンとイプラグリフロジンを併用した時と生物学的に同等で、第3相試験は、イプラグリフロジン使用中の患者へのシタグリプチン追加投与試験、シタグリプチン使用中の患者へのイプラグリフロジン追加投与試験およびシタグリプチン使用中の患者へイプラグリフロジンを追加投与する長期併用試験を国内において実施しており、これらの試験により有効性と安全性が確認されている。

 なお、「スージャヌ配合錠」の製造販売元はMSD、発売元はアステラス製薬となり、医療機関への情報提供活動については、MSD、アステラス製薬、寿製薬が共同して行う。

製品名 スージャヌ配合錠
一般名シタグリプチンリン酸塩水和物 イプラグリフロジンL-プロリン
効能・効果2型糖尿病
ただし、シタグリプチンリン酸塩水和物及びイプラグリフロジンL-プロリンの併用による治療が適切と判断される場合に限る。
用法・用量通常、成人には1日1回1錠(シタグリプチン/イプラグリフロジンとして50mg/50mg)を朝食前又は朝食後に経口投与する。
承認取得日 2018年3月23日

スージャヌ配合錠 添付文書
[Terahata]

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編集部注:
  • 海外での研究を扱ったニュース記事には、国内での承認内容とは異なる薬剤の成績が含まれています。
  • 2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わすようになりました。過去の記事は、この変更に未対応の部分があります。ご留意ください。
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