糖尿病神経障害を簡単・迅速検査「神経伝導検査装置DPNチェック」発売 オムロン

2014.08.27

 オムロン ヘルスケアは25日、糖尿病性末梢神経障害(DPN)のスクリーニング検査が可能な「神経伝導検査装置DPNチェック HDN-1000」(写真)を発売した。

 同製品は、本体をくるぶし付近に当て、約10~15秒で行う日本初の神経伝導検査装置。末梢の感覚神経の一つである腓腹(ひふく)神経に電気刺激を与え、神経に興奮が伝わる速度(神経伝導速度)と大きさ(活動電位振幅)を測定し、DPNの程度を簡便に検査する仕組になっている。

 コンパクトなデザインが特徴で、片手で簡単に操作でき、乾電池式なので持ち運びにも便利で、検査室だけではなく外来の診察室などでも使用することができるという。さらに、本体をUSBケーブルでパソコンに接続し、付属の「コミュニケーターソフトウェア」を使うことで、より詳細な検査結果を確認・管理することができるほか、検査レポートの出力も可能。DPNの早期発見や、経緯観察などにも有用とのこと。

主な特徴

販売名 神経伝導検査装置DPNチェック
型番 HDN-1000
一般的名称 筋電計
本体質量 160g(電池含まず)
外形寸法 高さ:190mm、幅:116mm、奥行き:55mm
電源 3.0Vリチウム1次電池(CR123A型)
付属品 参考資料CD、コミュニケーターソフトウェアCD(ユーザーマニュアル付き)、トレーニング用DVD、本体取扱説明書、クイックガイド、解釈の手引き、USBケーブル、3.0Vリチウム1次電池、保証書
別売品 ディスポ電極DPNチェック用バイオセンサ 25枚入り
(型番:HDN-1000-BS25、定価:65,000円(税別))
クラス分類 管理医療機器
特定保守管理医療機器 該当
医療機器認証番号 226AABZI00091000
選任製造販売業者 オムロン ヘルスケア株式会社
外国製造業者 NeuroMetrix, Inc.(米国)
外国特例認証取得者 NeuroMetrix, Inc.(米国)

詳細・価格等はこちら
日本初 ふくらはぎで糖尿病性末梢神経障害(DPN)を簡便、迅速に検査 神経伝導検査装置DPNチェック HDN-1000 ~8月25日発売~

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