ADAが1型糖尿病の治療目標の改訂 東京女子医科大ニューズレター

2014.08.15
東京女子医科大学糖尿病センター「Diabetes News No.142」
 東京女子医科大学糖尿病センターは「Diabetes News No.142」を8月15日に発行しました。同センターは1985年より四半期毎にDiabetes Newsを発行しています。小児・ヤング糖尿病、腎症、神経障害、妊娠、高脂血症・肥満、フットケアなど多岐に及ぶテーマを取り上げています。

Diabetes News No.142 2014年8月15日発行

世界の事情とDIACETから
東京女子医科大学糖尿病センターセンター長 内潟安子 先生
 血糖の恒常性として、膵(β細胞)、肝臓、筋肉、脂肪組織だけでなく、膵(α細胞)、腸、脳、腎臓の少なくとも8つの臓器が、クロストークしながら糖を調節しているという研究が発表されました・・・

ADAの1型糖尿病の新しいステートメント
東京女子医科大学糖尿病センター講師 三浦順之助 先生
 米国糖尿病学会(ADA)は、1型糖尿病の治療目標の改訂し、HbA1cを6歳未満:8.5%未満、6~12歳:8.0%未満、13歳以上:7.5%未満という目標値を推奨しました。小児期の重篤な低血糖発作が認知機能を障害する可能性を考慮した上での判断です。・・・

1型糖尿病患者における膵移植
東京女子医科大学糖尿病センター助教 入村 泉 先生
 膵移植総数は全世界的に増加しており、米国では年間1,000例以上、2010年末までに全世界で3万7,000例以上の膵移植が行われています。しかし、日本では、臓器移植法施行後は2000年4月から2010年6月までの約10年間に脳死膵臓移植62例、心停止膵移植2例が行われたのみです。・・・

東京女子医科大学糖尿病センター
  Diabetes News No.142

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