選択的DPP-4阻害薬「ネシーナ錠」発売 武田薬品工業

2010.06.15
 武田薬品工業は15日、2型糖尿病治療薬「ネシーナ錠」(一般名:アログリプチン安息香酸塩)を発売した。
 ネシーナは、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害薬。本剤は、DPP-4に対する選択性が極めて高く、1日1回の投与により優れた血糖改善作用を示すとともに、DPP-4阻害剤としては日本で汎用されているα-グルコシダーゼ阻害薬との併用が、唯一可能であることが特長。
(4月15日 プレスリリース)

ネシーナ錠概要
  • 販売名:ネシーナ錠6.25mg、同12.5mg、同25mg
  • 一般名:アログリプチン安息香酸塩
  • 用法・用量:通常、成人にはアログリプチンとして25mgを1日1回経口投与する
  • 効能・効果
    2型糖尿病。ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。1.食事療法、運動療法のみ。2.食事療法、運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
  • 薬価基準(税込み)
    ネシーナ錠6.25mg:60.20円、ネシーナ錠12.5mg:112.20円、ネシーナ錠25mg:209.40円(薬価基準収載日:2010年6月11日)

関連情報

カテゴリー:選択的DPP-4阻害薬

糖尿病・内分泌プラクティスWeb 糖尿病・内分泌医療の臨床現場をリードする電子ジャーナル

糖尿病関連デジタルデバイスのエビデンスと使い方 糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬) 血糖推移をみる際のポイント!~薬剤選択にどう生かすか~
妊婦の糖代謝異常(妊娠糖尿病を含む)の診断と治療 糖尿病を有する女性の計画妊娠と妊娠・分娩・授乳期の注意点 下垂体機能低下症、橋本病、バセドウ病を有する女性の妊娠・不妊治療
インスリン・GLP-1受容体作動薬配合注 GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド) CGMデータを活用したインスリン治療の最適化 1型糖尿病のインスリン治療 2型糖尿病のインスリン治療 最新インスリン注入デバイス(インスリンポンプなど)
肥満症治療薬としてのGLP-1受容体作動薬 肥満症患者の心理とスティグマ 肥満2型糖尿病を含めた代謝性疾患 肥満症治療の今後の展開
2型糖尿病の第1選択薬 肥満のある2型糖尿病の経口薬 高齢2型糖尿病の経口薬 心血管疾患のある2型糖尿病の経口薬

医薬品・医療機器・検査機器

糖尿病診療・療養指導で使用される製品を一覧で掲載。情報収集・整理にお役立てください。

一覧はこちら

最新ニュース記事

よく読まれている記事

関連情報・資料