新しい糖尿病の診断基準とグローバル化

  • 岩瀬 正典 (社会医療法人財団 白十字病院 糖尿病センター/ 臨床研究センター 副院長・センター長 九州大学共同研究員)
2010.10.25
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より確実な早期介入を可能とするHbA1cの診断基準の本格導入

 糖尿病の診断基準は世界共通であるこ とが望まれます。このほど、アメリカ糖 尿病学会(ADA)および日本糖尿病学会 (JDS)より新しい診断基準が発表されま した。糖尿病の合併症はHbA1c高値で 把握される高血糖の持続が原因であり、 HbA1cの変化で治療効果の判定が行わ れ、 厚 生 労 働 省 の 糖 尿 病 実 態 調 査 も HbA1cを用いて有病者数の推計がなされ ています。我が国では以前よりHbA1cが 糖尿病の診断に適用されており、 HbA1c の臨床応用では世界で先行していました。

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